こんにちは。
今回は、2-2-2の攻め方守り方について書きます。
目次
メリット・デメリット
初めに2-2-2システムのメリットとデメリットを。
メリットとしては、1-5よりも攻撃力・守備力共にアップし、よりバレーボールらしくなる戦える点でしょう。ブロックが2人になるので、ノーブロックで打たれることが少なくなりますし、攻撃面もスパイカーが2人いるので選ぶことができます。
デメリットとしては、4人でレシーブすることになりますのである程度レシーブ力が無いと選手と選手の間のボールが取れなくなってしまう点です。
とはいえ、個々のレシーブ力がついてくれば1-5よりもバレーボールらしくなりますので、ブロックできる選手が4人いるならこのシステムができるようになりたいものです。
ポジション
4人のブロッカーと最低1人のセッターが必要です。ブロッカーはレフトとライトになり、セッターが1人、レシーバーが1人が基本になります。
今までの記事でもお伝えしているように、前衛時はブロッカー、後衛時はセッターになる選手を2人対角に配置するのもアリです。
守り方
ラリー中の選手の配置は下の通りです。
FL:前衛レフト BL後衛レフト FR:前衛ライト BR:後衛ライト
S:セッター レ:レシーバー
この図は、センター・ライトの4人とセッター・レシーバーの場合の配置です。後衛の選手の位置取りは自由ですので、後衛のセンターやライトがセッターになる場合は入れ替えてください。
2人のブロッカーは相手のスパイクが打たれるところまで動いてブロックします。理想は2枚でブロックすることですが、慣れるまでは難しいでしょう。他の選手はコート内に散らばって自分の周りのレシーブを担当します。2列目(前)の2人が緩いボールやフェイントをとり、3列目(後ろ)の2人が奥に来るスパイクを拾います。
攻め方
このシステムでも、2列目の右にセッターがいます。レシーブが上がったら、ブロッカーは後ろに下がってスパイクの準備をします。レフトがレフトから、ライトがライトからが望ましいですが、ブロックした位置によってはセンターから打つことになるときもあるでしょう。セッターは2人のうちどちらかにトスを上げ、スパイクを打ちます。
まとめ
以上、2-2-2システムのまとめでした。このシステムは主に中学校の女子チームに多くみられるシステムで、攻守ともにバランスがとれています。ブロックできない選手にセッターをやらせるときや、レシーブの上手な選手が2人いて、リベロ+もう1人レギュラーにしたいときなどに利用すると良いでしょう。